山菜の季節も終盤・・・・

今年も余市へ行って「蕨」を採ってきました。

お世話になっているワイナリー方の畑のそばの斜面に自生しているものです。

warabi2019   今年はスタッフの佐々木とマダムの2人で出かけました。warabi2019-3

高速道路が余市まで伸びてとても近くなりました・・・。秋の収穫シーズンも便利になります!

ワラビはポキっと小気味いい音とともに簡単に折れます。

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店に持って帰って、さっそくあく抜きをします。すぐ使うもの・・・乾燥させてとっておいて「おせち」に使うものなど分けます。

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また、島牧からは「笹竹」が届いています。

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サクラマスのスモークとウドとコンソメジュレ仕立ての前菜でご用意しています。

山菜の季節もそろそろ終わりです・・・

希少なミルクラム

「ミルクラム」とは、 生後2~3ヶ月以内の母乳のみで育った「乳飲み仔羊」のこと。

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*まな板にすっぽりと収まる小さなサイズです・・・・。

羊の出産シーズンは毎年2~3月で、この、ミルクラムを味わえるのは春の季節のみ!超稀少な食材です。

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ミルクだけしか飲んでいないので色はややピンク色。とてもやさしくミルキーな味わいです。 一度食べたら忘れられない・・・と大変好評です。

毎年、足寄町石田めん羊牧場さんにムリを言って出荷していただいてます。

石田さんのFecebook→https://www.facebook.com/ishida.sheepfarm/

今年は3頭限定!!!

今回の後は、2~3週ごとに1頭の予定です。

毎年、楽しみにして頂いているお客様も多く、なくなり次第、終了となります。

ご希望のお客様はご予約の際お申し付けください。

春の味覚「ホワイトアスパラ」と「ミルクラム」を盛り込んだ特別コースもご用意しております。

¥9,000-税別(前日までに要予約)

極旨!赤井川産直ホワイトアスパラ

今年はなんと早くも札幌で桜が開花!したとか~!北海道もいよいよ本格的な「春」本番です!

北海道の「春」を告げる代表的な食材といえば、やっぱりアスパラ!!

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赤井川村の「コロポックル村」さんからホワイトアスパラが届いています~♪

なんといってもアスパラは鮮度が命です!口に含むとじゅわーと旨みがあふれ出します!!北海道のアスパラは本当に美味しいです!

以前訪れた畑の様子もぜひご覧ください こちら→

なんと周りにには残雪がまだある中、3重にした遮光ビニールハウスの中で栽培されています!

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今年ご用意する前菜ホワイトアスパラのソテー、一夜漬けウニのソース

GW中も農家さんから直接送ってもらいますので、いつでもみずみずしいアスパラを召し上がっていただけます!!

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ホワイトアスパラとホタテのフリット

 

*本日のコースでもお召し上がりいただけます。本日のコースのご案内こちらから→

*また、春のスペシャルコースもおすすめです!→

アラカルトのメニューでもご用意しています!

 

スプリングフェスタのご案内

毎年恒例の「スプリングフェスタ」を今年も開催いたします!

 ゴールデンウイークの最終日、1年に1日だけのブッフェスタイル(バイキング)のパーティです。

今年の開催は→5月6日(月/祝)

ビュッフェ形式のお料理と、お飲物(ワイン、ソフトドリンク等 飲み放題)空くじなしの抽選会(1等はフルボトルワイン)クイズ大会などもございます!

今年もランチタイムに2回開催いたします!

1回目11:00~13:00

2回目14:00~16:00

*各回22名様限定

料金
大人/¥5,400
 

中・高校生/¥3,240 小学生/¥2,160 小学生未満/¥1,080 (税込)
お支払いは当日現金にてお願い致します。

いつものカプリカプリとは一味違った味を御楽しみください!

お電話でお申込みお願いいたします。011-222-5656

八列トウモロコシとズブリゾローナ

「八列とうもろこし」は、明治期から昭和初期にかけて、北海道で最も多く栽培されていたとうもろこしです。が、最近はその栽培の主なものはスイートコーンになり、昭和40(1965)年代にはほとんど栽培されなくなりました。その名のとおり、粒の列は八つ。現在主流で栽培されているとうもろこしよりもとても細いです。でんぷん質が多く、食感はモチモチします。

とうもろこしは様々な品種があります。
・スイートコーン(甘味種)。80〜90%が水分なので、みずみずしくて、柔らかく、甘いです。
・お菓子のポップコーンになる爆裂種。
・フリントコーン(硬粒種)→これは、メキシコ料理のトルティーヤ(とうもろこし粉の薄焼きパン)に使われている品種です。「八列とうもろこし」は、フリントコーンの仲間に分類されます。

現在、残念ながら、今は「八列とうもろこし」が生のまま市場に出回ることはありません。栽培している農家さんがほとんどないことと、そもそも流通に向かない品種なのです。
収穫直後は透明でみずみずしくとても美味しいのですが、一日経つと硬くなってしまうのです。
イベントなどで、焼きとうもろこしの販売がもあるようですが・・・
現在は乾燥した粒、それを粉にしたものがほとんどです。

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2005年に八列とうもろこしが「味の箱舟(アルカ)」に認定され、現在その良さと可能性が見直されています!
(「味の箱船」というのは、イタリアに本部を置くスローフードインターナショナルによるスローフード運動のプロジェクトの一つです。目的は、各地域の食の多様性を守ること。世界共通のガイドラインを基準に選定された、在来品種の農畜産物や伝統漁法で水揚げされる魚介類、加工食品などの生産と消費を支援するものです。)

実は、とうもろこしを生のまま食べるのは、世界でも少ないのです。多くの国では、乾燥させてから、加工して食べるのです・・・。
「八列とうもろこし粉」ならではの風味を生かして・・・・とカプリカプリでも
これまでに様々な料理をご用意しています。

今回ドルチェでご用意したのはこちら!

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「ズブリゾローナ」です!
ズブリゾローナ(Sbrisolona)はロンバルディア州マントヴァの伝統菓子で、とうもろこし粉とアーモンドで作るザクザクした歯ごたえの良い素朴なお菓子です。タルトというよりは大きなクッキーみたいなお菓子です。名前の由来は、粉々にするという意味のSBRICIOLARE。

牛乳のジェラートと合わせています!

高級春キノコとパスクア

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こちらがモリーユです。
モリーユ茸は桜や銀杏の木の周囲に生えてくる春のキノコです。
美味しいキノコなのですが現在のところ栽培出来ないので春の時期に天然物を採取するしかなく、海外では、トリュフに次いで高値で販売されている高級食材です。

…なんとも特徴ある外観、網傘のように見えるので「アミガサタケ」という和名がついています。
このキノコ、なんと日本で(北海道でも!)採取できるのです・・・。一度北見に住んでいた友人から箱いっぱいに詰められたモリーユを頂いたことがあります。まさに「宝箱」でした・・・。


今回はこのモリーユをコース料理の前菜の1品にご用意しています。ぜひその香しい味わいをお楽しみください。

さて、話変わりますが
4月といえば欧州では大切な「イースター/復活祭」があります。
※イタリアでは「パスクア(Pasqua)と言います。今年は4月21日!!

キリストの復活した日で、春分を過ぎた最初の満月の後の日曜日がパスクアになります。キリストが生誕した12月25日も、もちろん大切な祝日ですが、同じ位、キリストの復活した日はイタリア人にとって、とても大切な日です。パスクアまでの一週間は聖週間と呼ばれ、パスクア、そして翌日のパスクエッタと、多数がカトリックのイタリア人にとってはとても大切な行事になっています

パスクアが近づくとカラフルな卵型のチョコレートやウサギや卵のディスプレイが街にあふれるので、とても楽しい気分になります・・・・。
日本でも近年、紹介される機会も増えてきたので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが・・・このパスクアに欠かせないのが「玉子」なのです・・・。

今回は貴重な春キノコ、モリーユを玉子料理に合わせています。
そして、北海道の春と言えば・・・グリーンアスパラ!玉子によく合います!

海明けの毛ガニ

“海明け” とは・・・オホーツク海を埋め尽くしていた流氷が、沖へと遠ざかる時季を指し、長く雪に閉ざされていた北海道の春を喜ぶ言葉です。

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オホーツク海は、流氷にのって多くのプランクトンが発生し、小魚や魚介類が多く集まります。そこにいる毛蟹はそれらの豊富な餌を食べ、また、流氷がある間、漁が出来ないため、毛蟹は流氷の下ですくすくと育つのです!春になり、流氷が去ると、毛蟹漁が解禁となり、美味しい毛蟹のシーズン到来!となるのです。

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「海明けの毛ガニとセロリのサラダ」

カニの殻からとった出汁と、利尻産昆布ビネガーの2種類のソースで・・・

この料理は4月の「本日のコース」にも組みこんでいます!

 

ありがとうございました!

1996年3月6日にオープンしたカプリカプリは今月で23周年を迎えました。

本日まで、「23周年感謝ディナー」をご用意してまいりました。期間中、本当にたくさんの方にお召し上がりいただきました。改めて、皆様にお礼申し上げます。

また、たくさんのお客様にお祝いをいただきました。本当にありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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貴重なサウスダウン種純血!

足寄町石田めん羊牧場より、本当に貴重な「サウスダウン種、純血のラム」が入荷しています!hitsuzi

サウスダウン種→ 以下石田めん羊牧場さんのHPより転載 

当牧場が主体として飼育している「サウスダウン種」はイギリス原産の品種で、数が急激に減りレア・シープ(希少種)に認定されています。体中が毛で覆われ、脚が短く寸胴体型、大変愛くるしい表情をしてます。

肉用種の中でも「羊肉の王様」と言われるほど、非常に風味豊かで、繊維も柔らかく、その旨味は群を抜いています。

美味しい羊ならなぜ数が増えないのか…それは経済動物として見た場合、あまりにも困難だからです。

小柄な体型、繁殖能力の低さ、系統の少なさ、まさに羊飼い泣かせの品種がサウスダウンです。 

1頭から得られる利益は、他品種と比べるとずっと低いのに、それでもこの品種にこだわるのは「抜群に美味しい」ただそれだけの理由です。

ただ、サウスダウン純血種のみの牧場というのは現実問題として成り立ちません。

石田めん羊牧場では、サウスダウン種が少なくとも3/4以上のオリジナルの羊肉を、品質にブレのないように生産し続けることを目標としています。

 なので・・・通常はF1といわれる交配したラムが出荷されています。

ところが!今回は純血が1頭入荷したのです!このチャンス食べ逃さないでください!

好評をいただいております「23周年年感謝ディナー」のメインディシュとしてもお選びいただけます!

「春の海」

3月末までこれまでの感謝と致しまして
記念日等のお食事に好評を頂いております「シェフのおすすめスペシャルコース」を特別価格にてご提供しております。
→題して・・「カプリカプリ23周年感謝ディナー」では
「3月、春の訪れ」をテーマにコース料理を楽しんで頂いております。
なので・・・今回、メニュー名はあまり詳しく記述しておりません。テーブルに運ばれた皿からイメージしていただけたら幸いです・・・。
今日はその中から1品ご紹介いたします!

「春の海」

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春先に生まれ育った川に産卵のために戻ってくる、まさしく「春の使者」サクラマスと春の海で獲れている白魚、ヤリイカなどを合わせています。

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サクラマスは川で産まれて1年を川で過ごした後、春に海に下ります。 約1年間、海を回遊し60㌢ほどに成長し、北海道では4~5月に生まれ故郷の川を上ります。秋の産卵までの間、川の中では餌をとらないサクラマス。 その間に卵を成長させて産卵に備えるというわけです。つまり、海にいる間にたっぷりと栄養を体に蓄えているのでまさに2~3月が最もおいしいと言う事になります。
1つだけ海のものじゃない?山菜がお皿に乗ってますが・・・なんだと思いますか?
「浜防風」です。山菜の中でも海辺の砂地に自生しているので・・・「春の海」に合わせています!

*「カプリカプリ23周年感謝ディナー」は前日迄にご予約をお願いしております。011-222-5656