磨いて美味しくなる宝石!?

今年もこの季節になりました!!

真狩三野農園さんから届いた「ユリ根」です!

c0089154_21245368

上品な甘さとホクホク感が魅力のこのユリ根は
真狩で農業を営んで5代目の若き情熱的な作り手の努力たまものによるのです。
なんと収穫できるまでに4~5年もの年月が必要で大きなユリネにするには時間がかかるのです。

「宝石」は、岩の中から掘りこし、磨いてこそ、その輝きを放つもの。
まさしくこの「ユリ根」も畑の白い宝石と言ってもいいのかも・・・。
毎日、オーダーに備えて、キッチンスタッフが一片、一片、磨いてスタンバイしています。

yurine

yurine2毎年人気の熱々のグラタンやパスタ料理でご用意しております!

yurone3

師走の恒例~カラスミ作り

今年もカプリカプリの「イタリアンおせち料理」を楽しんでいただけるようにと・・・
自家製で「ボッタルガ」を作っています。

*ボッタルガとは「カラスミ」のことで
ボラなどの卵巣を塩漬けし、塩抜き後、乾燥させたものです。
日本ではボラを用いた長崎県産のものが珍味として珍重されています。

イタリアでは、シチリア島、サルデーニャ島などでも作られています。
(マグロのボッタルガも有名です!)
新鮮な真子の血抜きをし、
(表面を走る血管を根気強くきれいにしていきます・・・)
ちょっとでも力加減を間違えると傷をつけてしまうので慎重に行います。

なかなかこの作業が「寄る年波には勝てぬ」で年々大変になってきました・・・。

bottalga

そして塩漬けにして、何度も塩抜きをし、乾燥させていきます。
完成をお楽しみに~

 

スローフード・アジア・パシフィック・フェスティバル

北海道新聞にて関連記事が2回ほど掲載されたので、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。

シェフ塚本は、今週18日から22日まで韓国・高陽(コヤン)市で開かれる食のイベント「スローフード・アジアパシフィック・フェスティバル」に

「ブラッスリー・コロン ・ウィズ ル•クルーゼ」の塚田シェフと一緒に参加させていただいております。

d4今回は、北海道スローフード協会が認定している「味の箱舟/アルカ」食材のひとつ

「札幌黄」玉ねぎの魅力を多くの方に伝えるべく、カプリカプリでも大人気の「札幌黄玉ねぎのタルト」を紹介してます!

d3

このイベントのために毎日スタッフ一同玉ねぎを炒め続けました・・・・。

伝え聞くとご来場の方々にも評判は上々のようです!

d

d2

右が塚田シェフ 左が当店のシェフです!

札幌黄玉ねぎのタルトは当店で現在お召し上がりいただけます!→「玉ねぎのタルト

 

カプリカプリのイタリアンおせちご予約承ります

毎年好評を頂いておりますカプリカプリの「イタリアンおせち」の

ご予約を承っております。

ご予約が定数になり次第、締め切らせていただきます。なにとぞご了承ください。

おせちの お引き渡しは12月31日

PM 12:00~PM 3:00迄にお願いいたします。

*なお、当日は現金でのお求めとなります。ご了承ください。

料理例

モッツァレッラチーズと自家製ドライトマト

幻の玉葱「札幌黄」の塩タルト

海老のココット焼き

大樹町アップルポークのトンナート

十勝牛ほほ肉の赤ワイン煮

カプリカプリ特製パンナコッタ

タラモサラータ(毎年大人気!)

鶏と赤ピーマンのローマ風煮込み

十勝産エゾシカと佐々木ファームのゴボウのボロ二ェーゼ(パスタソース)と

留萌産小麦「ルルロッソ」の生パスタ

エゾアワビのグリーリア

自家製ボッタルガ

サルトゥ・ディ・リーゾ(ナポリのお祝いに欠かせない料理)

タラバガニと真狩産ユリネのジェラティーナ

金柑のコンポート

自家製ピクルス自家製カントゥッチョ(クッキー)など・・・

そのまま召し上がっていただけるアンティパストや温めて召し上がっていただける料理

¥28.000-税別

 

 

瀬戸内海の柑橘の島から届いたレモン

広島、尾道市、瀬戸内海に浮かぶ柑橘の島「生口島」産のレモンが入荷しました!r2

広島県尾道市で柑橘類を育てている「たではら農園」さん

50年以上柑橘農園を営んでおり、広島レモンをはじめ、様々な柑橘類を丹精込めて育てていらっしゃいます。

レモンはじめ様々な柑橘類の収穫時期はほぼ同じ時期で11月後半~12月に集中
急斜面で重い果実の収穫作業は若い人でも大変な作業だそう・・・。

安全、安心のノーワックスのレモンを自家製で皮ごとジャムにしてタルトに焼いています!r4r

白トリュフディナーご予約承ります

毎年、大変好評を頂いております「白トリュフディナー」を今年も開催いたします。

食材のダイヤモンドとも称される「白トリュフ」!

美食家の間ではこの季節が来るのを心待ちにしている方も多いことでしょう。

今年もカプリカプリでは晩秋のこの季節に白トリュフを楽しんでいただける

スペシャルディナーをご用意いたします。

今年のメニューが決まりました!

*MENU*

黒豚のサルシッチャとブロッコリー、白トリュフ添え

毛ガニと自家菜園のキクイモのスクランブルエッグ

’アニョロッティ ダル プリン’ カルボナーラ仕立て

卵黄だけで練ったピエモンテ地方のパスタ「タヤリン」 白トリュフをかけて・・・

短角牛の低温ロースト ゴボウのピュレと旨みの詰まったジャガイモ 白トリュフ添え

八列とうもろこしの焼き菓子’アモーレポレンタ’とミルクのジェラート 白トリュフの蜂蜜

自家製パン

食後のお飲物

 11月14日(土)・15日(日)

17:30~ (お好きなお時間でご予約を承ります)☎ 222-5656まで

¥12,000-税別

 *なお、11月8日迄にご予約をお願いいたします!

画像 1503

街のスローフードディナー メニュー

カプリカプリでは「スローーフード ジャパン 」による テッラマードレ 北海道大会が開催される期間 北海道のアルカ(味の箱舟)食材を盛り込んだディナーメニューをご用意致します。

期間 /11月1日(日)~8日(日)

bb3

*北海道スローフード協会が認定したアルカ食材5品(短角牛/札幌黄タマネギ/まさかりカボチャ/八列とうもろこし/札幌大球)すべてを盛り込んだディナーコースです。

メニュー

黒豚の自家製サルシッチャと札幌大球のクラウティのクロスティーニ

札幌黄タマネギとチーズのストゥルーデル

札幌大球とぼたん海老のストロツァプレーティ

まさかりかぼちゃのニョッキと和栗のピュレとかぼちゃの種

短角牛のラグーと八列とうもろこしのポレンタ

八列とうもろこしの焼き菓子 “アモーレ・ポレンタ” 自家菜園のラズベリーシャーベット

広島から取り寄せたレモンのマルメラータ

¥5,000-税別

なお、ご予約をお願い致します。

極上秋サケ「銀聖」

salmone*銀聖とは・・・
日高沖の「定置網」で漁獲される「銀毛鮭」のことです。
えりも岬周辺は黒潮と親潮が合流する豊かな海で、鮭の餌も豊富なため、ここを回遊する鮭は脂ノリが良く、身もしっとりとして美味しい事から「銀毛鮭の王様」とも呼ばれています。
「脂がのっている」といっても、とても上品でしっとりとした美味しさです。

salmone2自家製でスモークした銀聖に自家製で塩漬けにしたイクラとリコッタチーズを合わせています!

 

幻の玉ねぎ「札幌黄」

「札幌黄」玉ねぎは・・・

明治時代から栽培されている玉ネギなのですが、
(日本で最初に玉ねぎを栽培したのがなんと札幌!!)
*ある意味、北海道の伝統野菜と言っていいのではないでしょうか・・・・。

この品種は天候に左右されやすく、大きさが不揃い、さらに栽培が難しいことから
年々作付が減り、一時期は市場に出ることが少なくなった“幻の玉ねぎ”なんです。
しかし、「札幌黄」は他の玉ねぎよりも、肉質に厚みがあって柔らかく、
とっても美味しい!!
加熱するとさらに糖度が増して甘くなります!

最近ではその価値が見直され、生産する方も少しずつ増えてきているとか・・・。

(前回のおしらせでもご案内しましたが「スローフード協会」のアルカ(味の箱舟)食材にも選ばれ、認知されてきたことが一つの要因かもしれません)

レストランでも良く見かけるようになってきました・・・。うれしい限りです!

カプリカプリは丘珠で代々「札幌黄」を作り続けている農家さん
大作康浩さんから買っています。
なんと、タネ屋さんから種を買わずに、
自分のところで次の年用の種をとるためにネギ坊主を育てているそうです!

丹精込めて栽培されたこの玉ねぎを
毎日、薄ーくスライスしてじーっくり飴色になるまでいためます。
その玉ネギをたっぷり使って、このタルトを焼いています。

20140802_155313-2 sapporoki

 

ぜひ!ご賞味ください!

街のスローフードディナー

11月1日から8日まで北海道で「テッラ・マードレ ジャパン」の大会が開かれます。

s

* まず「テッラ・マードレ」とは?

「母なる大地」の意味で、スローフード協会が世界中で、大地とのつながりを取り戻すために開催しているミーティングです。世界大会はイタリアトリノ市で世界の170カ国から約6000名の参加者を募り、2004年から2年おきに開催しています。2014年で6回を数え、着実に世界ネットワークを広げています。

昨年 当店のシェフがトリノへ出かけたのは少し記憶に残っていらっしゃる方も少なくないかもしれません・・・・

2015年11月、「テッラ・マードレ」の日本大会が 「北海道」で開催されます。さまざまなコミュニティ、団体、年代が「大地をつなぐ人」というテーマで集います。

s2

大地から生まれる「おいしいごはん」を食べ続けるために、私たちは大地の未来について考えるべき時を迎えています。「何をどのように食べるか」は、「どのように生きるか」ということ。私たちがこの大地の上で、健康に持続的に暮らしていくには、食べることの意味や役割、食との関係を問い直し、これまでの暮らし方や、生き方そのものを変えて行かなければなりません。

その期間中、カプリカプリでは北海道のアルカ(味の箱舟)認定の食材を盛り込んだディナーコースをご用意致します。

b

味の箱舟?

消えゆく伝統食材を保存、PRするスローフードのプロジェクトです。

*たとえばとても美味しいのに流通の規格に合いにくい、保存しにくいなどので理由で栽培農家さんが減ってしまった「札幌黄玉ねぎ」などです。

b3