定休日、シェフは朝4時に起きて、真狩(?)や、喜茂別(?)へ出かけ、見つけて来たのがこちら!落葉茸です!
とにかく、タイミングが重要!もたもたしていると地元のツワモノさんに採られてしまうので、早起きが肝心です!
落葉とは通称で、「ハナイグチ」が正式名称です。
カラマツの林にのみ生える、栽培できない、貴重な茸として大人気の茸です。
独特の食感、ツルツルした喉越しと旨みはやはりこの季節、一度は味わいたいですね。
前菜、パスタ、リゾットなどでご用意しております!ぜひご賞味ください!
今年もカプリカプリの畑でいろいろな野菜栽培してます。キュウリやナス、パプリカなのも作っています。(キュウリは店で使う以上に採れて・・・毎日自宅でキュウリを食べてます。キリギリスか~) ただ少しづつ秋の空気を感じるようになってきました。
釧路から届いた「サンマ」をカルパッチョで、焼きナス、ペペロナータ、トマトなどと合わせてご用意致します!夏の終わり・・・秋の兆しをカプリカプリで!
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毎年秋にサンマのパスタに合わせるのに「フィノッキオ(フェンネル)」を栽培しています。株を大きくするのに、株間のフィノッキオを間引いて行きます。
このフィノッキオを今年の夏はシチリア名物の魚介のクスクスで楽しんでいただいています。あまりなじみのない料理ですが、「美味しい!」と好評です!
*クスクスとは?
小麦でできている小粒状のもので、もともとチュニジアやモロッコなど北アフリカで発祥した北アフリカの主食。9世紀~10世紀にかけて、シチリアはイスラムの支配下にありました。トラーパニは特にチュニジアに近かったことから手作りクスクスが伝わってきて、それが現在も尚、トラーパニの伝統食文化として根付いています。トラーパニでは魚介のスープと一緒に食べます。
カプリカプリでは、今が旬の根室産のイワシと合わせてご用意しています。
オープン以来カプリカプリでは自家菜園でいろいろな野菜を栽培しています。
中でも栽培に成功しているめずらしい野菜がこちら!
イタリア野菜の一つで日本では栽培している方がかなり限られています。
日本名:朝鮮アザミ 藍紫の花が咲きます。その花が咲く前に収穫して食します!
葉のように見える緑の部分はガクの部分で、そのガクの下部をとガクに包まれた花芯の部分を食べます!外側を取ると食べられるのはごくわずかですが、その食感はなんともいえません。
筍というか、ユリネというか・・・独特なホクホク感が美味しいです!
せたな産の放牧黒豚のラグーの手打ちパスタにソテーしたカルチョフィを合わせます!
カプリカプリではカルチョフィの美味しさを感じていただきたく自家菜園で栽培しております。鮮度が重要ですので是非この機会にお試しください。収量に限りがありますのでなくなり次第終了とさせていただきます。
カプリカプリの畑もいよいよ本格始動!いろいろな野菜が採れています。
朝の畑仕事もだんだんおっつかなくなってきました・・・・。
今のおすすめはこちら!
朝摘みの「カルチョフィ」です!
・・・といっても、 「はたしてこんな花がどんな料理になるのやら!?」と
思われている方も 少なくないのではないでしょうか・・・・。
日本ではまだまだ馴染みのない野菜ですからね。
「カルチョフィ」・・・アーティチョークは、キク科チョウセンアザミ属の多年草。
若いつぼみを食用とする、地中海沿岸原産の野菜です。
ヨーロッパではとてもポピュラーで、フランスやイタリアではとくに好まれ、
初夏から秋口まで、市場にはアーティチョークが山積みされます。
ただ、日本ではあまり気候が適さず、いまだ少量作られている程度だそう・・・。
なぜか!?カプリカプリの畑とは相性がいいらしくしっかり根付いて 越冬し、
毎年咲いてくれています!!
大きなツボミの中心部にある柔らかいガクと花托を食べます。
火を通すとユリネに似た風味です。 ホクっとしてとても美味しいです。
いままで、瓶詰めのは食べたことがある・・、という方もいらっしゃるでしょうか?
瓶詰めのアーティチョークとは別ものですよ!
ぜひ、新鮮なカルチョフィをご賞味ください!
現在、リゾットと、前菜でご用意しております。
「朝摘みカルチョフィのフリットと白糠酪恵舎の出来立てモッツァレッラ、バルサミコソース」
*なお、毎朝摘んでくるカルチョフィには限りがございますので、
ぜひご予約の際の「とっておいてね!」の一言をお願いいたします!