ジビエの季節!

寒さがこたえる季節となりました!さあ、冬と言えば「ジビエ」の季節!

欧米では狩猟で捕獲された野生動物の肉は「ジビエ」といい珍重され、高級食材の一つです。北海道を代表するジビエこそ「エゾシカ」です!cervo2

このエゾシカ、処理の仕方でまったく味も品質も異なってくるのです。

中にはいいイメージを持っていない方もまだまだ少なくないのが事実です・・・・

腕のいいハンターさんが仕留め、きちんと処理され、熟成したお肉はとても美味しいのです!

加えて、とてもヘルシー!

まず1つは、鉄分(Fe)が豊富だということ。エゾシカ肉は赤身が主体ですが、牛のレバーをしのぐ鉄分を含んでおり、鉄分が不足しがちな現代女性には、特にオススメしたい食材です。

そしてもう1つの特徴が、脂質の低さ。エゾシカの脂質含有率(赤身肉に含まれる脂の割合)は、四季を通じて1~3%で推移しています。その数字の低さは、脂質割合が40%を超える牛サーロイン肉とは対照的です。cervo4

エゾシカ肉は果物など、少し甘めのものと相性がいいので・・・メインディシュの料理では「マルメロのジャム」を合わせて提供しています!

cervo3エゾシカのラグーとクルミを合わせたパスタもおすすめ!

ぜひ冬ならではの味覚をお楽しみください!

*美味しく召し上がっていただくためにちょっとだけ豆知識~!

「融点」について・・・

食肉の脂肪が溶け始める温度のこと。加熱調理をして溶けた脂肪は肉になめらかな感触を与えるので、食べたときおいしさとコクを感じさせます。ちなみになじみのお肉では豚肉が低く、次いで、牛肉、羊肉は44~55℃でいちばん高いんです。(冷めた羊のお肉を食べてにおいがいやというのもここがポイントです!)冷めないうちに食べることが大切。*豚肉で製造された生ハムは口に入れた温度でしっとりととろけるのです・・・・。

エゾシカ肉も、融点が少し高いことから、冷えてくると舌触りが気になることがあります。エゾシカ料理はぜひ温かいうちに食べてくださーい!

 

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