6月17日(水)定休日にカプリカプリがお世話になっている足寄町の石田めん羊牧場さんへ羊の毛刈りをさせて頂きに出かけてきました。
見るとやるとは大違い! 想像以上に大変でした。
まず、石田さんがお手本を見せてくれます。
(*この時期は1日50頭は刈るという!)
両内またで羊を固定し、右手にバリカンを持って、なんとも上手いことに羊の押さえる向きを変えながら刈っていきます。一頭刈り終えるのに10分くらいでしょうか?
刈り終えると一枚のシート状に羊毛がきれいにはがれます。
それを、スタンバイしている奥様が汚れなどを取り除き、出荷できるように袋詰めしていくのです。行先は羊毛を紡いでセーターなどに加工する方や布団に加工する業者さんだそうです。(この羊の羊毛布団で寝てみたい・・・・)
さて、いよいよ私の番です。
たくさんの羊の中から品種的におとなしいサウスダウン種を選んでもらいました。
お腹まわりと赤ちゃんを産むところは、万が一があっても大変なので石田さんがまず刈ります。
さて!両脚で羊をおさえ手でつかんでいるうちはおとなしかった羊も両手を放してバリカンを持つと、びくびくバタバタ動き出します。
それを両足のみで押さえなければなりません!
普段足の内ももの筋肉なんて使いませんから相当な力が入ります。
それでも何とか石田さんにサポートしてもらいながらバリカンを毛に入れていきます。
が、なかなか刈れません。私がびくびくして肌から遠いところに歯を入れても刈れないんです。思い切って肌に近いところにグイッと持っていくとなんとか刈れましたが、毛はぼそぼそになります。
結局羊全体を見ていなくて、目の前10センチの毛しか見てないわけです。
なので羊の体の沿ってバリカンを入れていく・・・ということが出来ないのです。
ザー~とバリカンを体に沿って入れていくと羊もおとなしく、毛もきちんとした状態になるのですが、細切れに刈っている私に、羊もジタバタ・・・・。(そりゃそうだ)
石田さんに次は右足を、羊の足と足の間に入れて・・・顔を前にだして、足で踏ん張って・・・など、その都度、ご指導を戴きながら、なんとか、一頭終わるころには私は汗びっしょり、お相手の羊もぐったり・・・・。
周りには到底使い物にならない、もさもさの、細切れの毛の山・・・・。
一頭分の羊の毛を台無しにしてしまいました。
それでも、少し、バリカンの入れる感覚がわかったような・・・・。あまりのできの悪さに、もう一頭刈らせてもらえるとのことで再度チャレンジ!
一頭目よりはましになってきたかな・・・?とはいうものの腕と内腿とおしりと背中が悲鳴を上げてきた!
さすがに3頭目の途中でバリカンを持つ手がしびれてきて握れなくなってきたので
ここでギブアップ!
こんなに疲れたのは久しぶりです。
日頃のだらけまくった自分の筋肉に情けなくなりました。
お忙しい中、時間を割いていただき貴重な経験をさせて頂いた石田さんご夫妻に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
石田さん&美希さんの華麗なる毛刈りの様子です!