店を休んで函館の「世界料理学会」にスタッフと共に行ってきました。
登壇されるシェフは有名シェフと
今、旬ともいうべきシェフが多く、いろいろと勉強になりました。
また、今の自分の立ち位置、悩み、これから何に取り組むべきか・・・と言う事が…
少し見えた気がします。
何より主催されている函館のスペイン料理の名店「バスク」の深谷シェフの想いが
強く感じられたことが収穫です。
憧れの先輩シェフとも話ができるところは最大の魅力で
先輩、後輩など関係なく一料理人として参加することは大変意義がありました。
チームカプリはパーティーの料理を一品担当させて頂き、
岩見沢で育てられている前田さんの「ひよこ豆」と柔らかく茹でた「タコ」を
旬の山菜「コジャク」で作ったサルサベルデでまとめた料理をお出ししました。
このひよこ豆はチェーチ、ガルバンゾー、エジプト豆と色々な呼び名を持つ豆で
ヨーロッパ各地やアラブの料理でも多く使われますが北海道で育てるのは難しいと思います。前田さんが丹精込めたひよこ豆を多くの方に知っていただく事が一つの目的でした。
僕も以前、自分の畑で挑戦したことがありますがほとんど物にならなかった経験があります。
お出しした150皿はあっという間になくなり、うれしい限りでした。
このような料理人による料理人のための学会が今後も長く続いていく事を願います。
実行委員会の皆さま、お疲れ様でした。