PETTER ZEMMER

続いて訪問したのは
1軒目のワイナリーさんとは川を挟んで反対側に位置する
アルトアーディジェ州のスッド・ティロル地方、Kurting にあるワイナリー
PETTER ZEMMER(ピーター ゼンマー)
1928年に設立され、現オーナーのピーター ゼンマー氏をトップにワイナリーの経営が行われている。PETTER3

*こちらは事務所とテイスティングルームのある建物.(醸造所は別棟)

 

気候条件、地質などは1軒目のワイナリーさんのレポートの時に書いたものと同じ地域。
今回はオーナーのペーターさん自ら、ワイナリー、畑をご案内頂きました。
訪問した6月20日時点で日中の気温は35℃ お話しをお聞きすると2種間ほど前から夏らしい高温になってきて、樹勢は一気に増したそう。夏、このあたり日中は非常に暑いが夕方になると乾燥した風がガルダ湖から吹き、気温が一気に下がる。
感覚としては15℃くらいは下がった感じで、夜になると長袖、ジャケットが必要になる。
この寒暖差がやはりブドウにとっては最適。

PETTER4*葉が一気に伸びてきたところ・・・来週にはカットする予定・・・だが、あまり切りすぎない・・・なぜなら、夏の強烈な太陽でブドウがダメージを受けないように・・葉が日差しからブドウを守ってくれる役割も果たすため。

PETTER.12jpg

 

My main interest is the preservation of the original character of the wines. This can only be achieved by carefully monitoring the vines and supporting their natural growth.
(ワイナリーさんのHPより引用)
とある様に・・・
それぞれのぶどうのオリジナルの個性守り続けること・・・それは
ブドウの木を細心の注意を払い、自然の成長をサポートすることによってのみ成し遂げられる。

ブドウの栽培は限りなく有機的に行っており、周囲の環境をリスペクトした配慮がなされている。スッド・ティロルという地域は、昔からワイン作りにおいて重要視されてきた。地中海性気候とアルプスの気候が交わる「ミクロクリマ」が存在するこの地域では多種多様なブドウが栽培されており、日照時間長いこと、またブドウの成長、成熟期の平均気温が18℃というブドウにとって好条件な場所である。非常に感受性の高い、この土地特有の土壌は主に石灰質であり、また氷堆石や小石の混壌、そして砂質や粘土質といった土壌も見かけられる。(以上インポーターさんのHPより抜粋)


ワイナリーの周りにやや広範囲にわたって210mの低地から1000mまで様々な地質条件の畑が点在しており、それぞれの畑の条件に見合ったブドウを植えている。
もっとも高地の畑にはピノネロが植えられている。
これだけ高所にあると、やはり年によっては霜などで打撃を受けるが、気候条件が整った年には素晴らしいブドウが収穫できるそう。

PETTER*ブドウ畑から渓谷を臨む・・・お分かりいただけるだろうか? 谷の一番低いところに川が流れ、そこから両側が急な斜面になっているのを・・・

 

仕立てはほとんどがグイヨだが(40年ほど前からペルゴラからグイヨへ転換)
ただ、樹齢80年を超えるというラグラインはペルゴラ。主に低地に植えられているラグレインはその方が向いているとのこと。

PETTER2*ペルゴラでの仕立て・・・6月20日現在で花が終わり小さいな実をつけている。

 

醸造
カンティーナの中には伝統的な木製樽、温度制御式ステンレス発酵タンク、バリックがあり、栽培されているブドウ、それぞれに合わせて、使用している。

PETTER5PETTER46jpgPETTER7pg
白ワインのベーシックラインはステンレス100%。
品種の個性を最大限生かすように仕立てられる。

そのほか
*ピノグリージョ、シャルドネは条件のいい単一畑のもの(※)をバリック熟成で仕立てている。
が、しかし、MLFはせず、ステンレスで発酵を行なってから熟成をバリックでしているので、きれいな酸は損なわす、ボリューム感を与えてリッチなテイストに仕立てている。
→ワインをテイスティングさせて頂いてる際、必ずといって「acidity/酸味」という単語が登場する。酸味がとにかく重要であることが分かる。やはり酸を失うと、ぼやけた、個性のないワインになってしまうからに他ならない。

 

※各単一畑
「Caprile(カプリル)は、アルトアディジェの理想的な方向を向いた丘の中腹に位置し、標高約800メートルの標高に位置しています。

PETTER11

 

「Frauenriglフラウエンリグル」は、アルトアディジェの低地、コルタッチャの丘の上の最高のブドウ畑の中で古くからある地域です。

PETTER8pg

Giatl
Cortina s.s.d.v.の村の中心部周辺の渓谷で、Giatlという畑で リゼルヴァ用のピノグリージョを栽培しています。

PETTER.9jpg

Crivelliクリヴェリ
プレミアムワイン、シャルドネリゼルヴァ、クリヴェリのための畑。

PETTER.10jpg

Aldein-Eich Vigna Kofl
標高1,000以上の驚くべき高度に位置しており、前述のピノネロを栽培している

PETTER.13jpg*現在カプリカプリでご用意しているのはこちらの5種!

ベーシックラインのピノビアンコ(ワイン雑誌でピノビアンコの中で高得点獲得!)とリースリング(カプリカプリで大人気!)

ぜひとも一度飲んでいただきたいピノグリージョのリゼルヴァと

シャルドネのリゼルヴァ!どちらのワイン専門誌で高評価です!

酸を保ちつつ、ボリュームあるボディに仕上げた逸品です!

現在飲んでいただいたお客様にも大変好評です!

ピノネロはエレガントな仕立てです!